【おすすめ取引所3選】ビットコインはどこで買うべき?ビットコイン購入の最適解

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ビットコインのおすすめ取引所3選

当ブログでは、仮想通貨の入り口としてビットコインの長期保有をおすすめしています。そこで今回は「ビットコインを買うならどこの取引所がベストなのか?」をご紹介します。

結論からいうと、

の順番でおすすめです。予想どおりですか?
決して、忖度した順位付けではありません。買ってから売るまでを想定してベストを選びました。

取引所の比較要素を出しながら、このランキングになった理由を詳しく解説します。取引所選びの参考にしてください。なお、ランク付けはビットコインを長期保有するならという前提で行っています。

この記事で分かること
  • ビットコインを売買するのに最適な取引所
  • ビットコインで損をしないために気をつけること

INDEX

ビットコインを購入する前の基礎知識

ビットコインを囲む世界中の人々

ビットコインって何?という方向けに基礎知識からご説明します。ご存知の方は読み飛ばしてください。

ビットコインとは?

2008年に「サトシ・ナカモト」と名乗る匿名の人物、またはグループによって1つの論文が出されました。その理論を実現化したものが世界初の仮想通貨であるビットコインです。

ビットコインは、中央権力にコントロールされる法定通貨と違い、分散され透明性にすぐれた自由な通貨を目指しました。ビットコインはただのお金ではなく、新たな金融システムの一部であり、それ自体が革新的な技術です。

ビットコインの主要な特徴は次のとおりです。

デジタル通貨

ビットコインは完全なデジタルです。つまり、物理的な形では存在せず、インターネット上のみで取り扱い可能。時間にも国境にも縛られず、世界中の人々と取引できます。大きなタイムラグや過度な手数料もかかりません。

ビットコインの所有権は秘密鍵によって証明されます。秘密鍵があればどこからでもビットコインにアクセスできるため、他人には絶対知られてはいけません。

分散性

ビットコインは銀行や政府機関によって管理されません。代わりに、ビットコインのネットワークに参加する人々が相互に管理、運用しています。情報はそれぞれに共有され誰もが取引履歴を確認できます。

もし、ネットワークにつながった少数のパソコンがハッキング被害にあっても、それ以外の大多数のパソコンが正しい情報を持っています。分散性によって守られているのです。

ブロックチェーン

ビットコインの取引はブロックチェーンと呼ばれる公開台帳に記録されます。ブロックチェーンはビットコインの取引の全履歴を保持しています。

データはブロックと呼ばれる単位で記録され、ブロックをチェーンのように連結して保管。各ブロックには直前のブロックの内容を表すハッシュ値が書き込まれます。これにより、1つのブロックが改ざんされても、それ以降につながるブロックとの整合性が取れなくなり異常はすぐに発見されます。

マイニング

取引のデータを検証、承認してブロックに保存する作業をマイニングと呼びます。マイニングを行った人がその報酬として新しく生成されたビットコインを受け取れる仕組みです。

マイニングは誰でも参加できます。しかし、膨大な計算処理が必要、かつ報酬をもらえるのは計算を終えた最初の一人のみ。多くの高性能パソコンを持った企業に個人で対抗することは難しいのが現状です。

発行枚数の制限

ビットコインの発行量は上限が決まっています。最大2100万枚です。この枚数がすべて発行されればこれ以降ビットコインが発行されることはありません。2140年に発行上限に達するといわれています。

これは供給過多にならないためのインフレ対策です。ビットコインがデジタルゴールドと呼ばれインフレに強い資産とされる理由でもありますね。

しかし、ビットコインには欠点もあります。 たとえば、ボラティリティが大きく価値が変動しやすいことです。大きく儲けられる可能性がある一方で、大きな含み損をかかえてしまう可能性もあります。

また、1つのブロックに書き込める取引の数が少なかったり、マイニングによるエネルギー消費が環境に悪影響を及ぼすという懸念もあります。

ビットコインはこれまでも改良が加えられてきました。今後も改善されながら急速に普及していくと見られています。 ビットコインのさらに詳しい解説は下記の記事をご覧ください。

仮想通貨の取引所と販売所の違いは?

ビットコインを始めとする仮想通貨を買うには、仮想通貨取引所の口座開設が必要です。取引所で仮想通貨を売買する方法として「取引所」形式と「販売所」形式があります。総称して取引所と呼ばれるため分かりづらいですが、売買の仕組みが違うと理解すればOKです。

「取引所」形式

仮想通貨を売りたい人と買いたい人をマッチングするサービス

「販売所」形式

取引所自体が仮想通貨の売買をおこなうサービス

「取引所」形式は、一般的な株式市場に似ています。証券会社が間に入るものの、ユーザーは他のユーザーと直接取引を行い、価格は需要と供給によって決定されます。これは板取引とも呼ばれます。

ユーザーが「買い注文」または「売り注文」を出し、注文がマッチすると取引成立です。初心者は若干とっつきにくいものの操作は難しくありません。何より「販売所」形式に比べると安く仮想通貨を購入できます。

対して、「販売所」形式は外貨両替所のようなものです。ユーザーは取引所を相手に直接仮想通貨を購入したり売却したりします。買値も売値も取引所が設定します。

最もかんたんに仮想通貨を売買できるものの、スプレッドという実質的な手数料のせいで割高になります。スプレッドについては次で詳しく解説します。

「販売所」形式だと損をするため、基本的には「取引所」形式で売買してください。

スプレッドとは?取引所での比較は?

スプレッドとは、仮想通貨の買値と売値の差を指します。「販売所」形式の売買では、スプレッドという実質的な手数料が乗った価格で売買することになります。

下の画像は、ある日のコインチェック販売所でのビットコインの価格です。

コインチェック販売所のビットコイン購入価格
コインチェック販売所のビットコイン売却価格

購入額は1ビットコイン=3,916,654円なのに対し、売却額は1ビットコイン=3,686,400円。購入額と売却額の差=230,254円がスプレッドということです。この画像から分かるように、買うときは高く、売るときは安くなる仕組みです。

ちなみに、下の画像は同じタイミングでの「取引所」形式の価格です。

コインチェック取引所のビットコイン価格

1ビットコイン=3,801,961円。3,801,961円がこの時のビットコインの買値と売値のマッチングポイントです。「販売所」形式に比べて買うときは安く買え、売るときは高く売れますね。

仮に1ビットコインを売買するとしたら、「取引所」形式の方が買うのも売るのも11万5千円ほどお得だと分かります。0.1ビットコインの売買であっても1万円以上の差。これは大きいです。

スプレッドの大きさは取引所によって異なります。これは、各取引所がビジネスモデルや市場条件によって独自のスプレッドを設定するためです。

コインチェックやビットフライヤーはスプレッドが大きい傾向にあります。ビットバンクやGMOコインはスプレッドが小さい傾向です。しかし、基本的には「販売所」形式を使うことはないためスプレッドの比較はしなくてもいいと思います。

スプレッドは、仮想通貨を売買する上で大きなコストです。そのため、スプレッドのかからない「取引所」形式で売買するようにしてください。

ヨッメ

販売所に誘導してる記事も多いけど、なるべく取引所を使ってね

おるか

販売所がこんなに高いと思わなかった…

仮想通貨のウォレットとは?

仮想通貨ウォレットは、ビットコインや他の仮想通貨を保管、取引するためのツールです。ウォレットという名前ですが、物理的に通貨が保管されるわけではありません。実際にウォレットで保管されるのは、ユーザーがその仮想通貨にアクセスするための秘密鍵と公開鍵です。

公開鍵(Public Key)

仮想通貨を受け取るときに必要なもの。公開鍵を使って生成したウォレットアドレスを仮想通貨の送金元に伝えます。ウォレットアドレスは銀行の口座番号のようなものです。

秘密鍵(Private Key)

仮想通貨を送る際に必要なもの。秘密鍵がなければ所持している仮想通貨の所有権を証明できず、その仮想通貨は永遠に戻りません。秘密鍵を知っている人は、その鍵に関連付けられた仮想通貨を送信することができます。

次にウォレットの種類ですが、主に以下の5つです。

取引所

取引所に管理してもらう方法です。オンラインウォレットとも呼ばれ、ユーザーは自身のアカウント内で仮想通貨を管理できます。しかし、インターネット上にあるため常にハッキング等のセキュリティリスクが存在します。

モバイルウォレット

スマホにインストールして利用します。スマホ1つで扱えるモバイルウォレットは利便性が高く、QRコードをスキャンして簡単に取引できます。紛失や盗難、故障などの物理的なスマホ管理のリスクがあります。

デスクトップウォレット

パソコンにソフトウェアをインストールして利用します。パソコンならではの見やすさや使い勝手が特長。インターネットから切り離せばオフライン環境でも管理できるので、ハッキング対策に一定の効果があります。

ハードウェアウォレット

専用のデバイスで管理するウォレットです。インターネットに接続されることなくオフラインで安全に保管されるため、セキュリティ対策に定評があります。デバイスの物理的な管理と取引のたびにデバイスを接続する手間がデメリット。

ペーパーウォレット

アドレスと秘密鍵を紙に書いて保管する方法です。ウォレットの中で利便性は最も低いですが、シンプルゆえに高セキュリティといえます。基本取引をしない長期保有が前提ならば検討の余地がありますね。

ウォレットはそれぞれ異なる利便性とセキュリティレベルを提供します。どれを選ぶべきかは取引量や頻度、環境など、ユーザーの状況次第。重要なのは、ウォレットの使い方を理解し、秘密鍵を安全に保管できるかどうかです。

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ビットコインを買うべき取引所の選び方

ビットコインの取引所を選ぶ男性

ビットコインを売買するにあたって大事なことをピックアップしました。これらを網羅していることがビットコインを買うべき取引所の条件です。

  • 「取引所」形式(板取引)で売買できること
  • ビットコインの流動性が高い(出来高が多い)
  • 売買手数料が安い
  • セキュリティの固さ
  • アプリが使いやすい
  • ビットコインが貰える

「取引所」形式(板取引)で売買できること

まず大前提として、「取引所」形式(板取引)で売買できることが重要です。先に説明したとおり「取引所」形式で買うか「販売所」形式で買うかで、購入価格に大きな差が生まれます。

「販売所」形式の注文は確かに楽ですが、手間ともいえないような手間で大きく損をすることはありません。取引所の多くはどちらの販売形態も用意していますが、「販売所」形式しかない取引所も一部あるので注意してください。

ビットコインの流動性が高い(出来高が多い)

流動性とは、仮想通貨がどれくらい市場に出回って取引されているかを指します。これはビットコインを売買する上でとても重要な要素です。

売買が頻繁に行われていて流動性が高い状態であれば、買いたいときに買えて売りたいときに売れるからです。逆に、流動性が低ければ買いたくても売り手がおらず、売りたくても買い手がつかない可能性があります。

ポイントは取引所の売買が活発に行われているかどうか。一定期間に売買された数量を出来高といいますが、出来高が多ければ多いほど、取引が多く流動性が高いと判断できます。ざっくりいうとユーザー数が多ければ多いほど、流動性も高くなる傾向にあります。

流動性が低いことでせっかくの買い時、売り時を逃してしまう可能性もあります。ビットコインの価格が大きく上下するときは素早く売買できるかどうかが損益に直結します。機会損失を防ぐためにも流動性の高さは重要なのです。

また、規模の大きさとその取引所の信頼性は無関係ではありません。そういった意味でも、規模が大きく流動性が高い取引所を選ぶメリットは大きいですね。

売買手数料が安い

「取引所」形式(板取引)でビットコインを売買するなら、どの取引所もそれほど大きな手数料は発生しません。しかし、投資で儲けるためには、いかに無駄な手数料を支払わないかが大切です。リターンを最大化するために妥協してはいけないポイントかと。

売買手数料は取引所によって異なりますが、中にはマイナス手数料を採用しているところもあります。マイナス手数料とは、ユーザーから取引所に支払う手数料がなくなり、逆に取引所からユーザーに報奨金として支払われるものです。

マイナス手数料をもらう条件としては、「指値」注文でメイカー取引を成立させる必要があります。1つずつ解説します。

「成行」注文と「指値」注文について

まず、板取引で売買するとき、大きく分けて「成行」と「指値」の2つの注文方法があります。

成行

板から指定数量だけを確実に注文する方法。数量を指定してボタンを押すだけですぐに注文できます。ただし購入金額は指定できません。そのときの板の売値や数量、他の買い注文などの状況で注文価格は変動します。

指値

金額を指定して注文する方法。指定された価格以下(売るときは指定された価格以上)でなければ注文が成立しません。価格を指定できる反面、条件の合う売りがなければ注文が成立しません。

メイカー(Maker)とテイカー(Taker)について

注文が成立した際、取引を行った二者(売り手と買い手)はメイカーとテイカーに分かれます。メイカーとは、板に出ていない価格で指値注文を出した人です。テイカーはすでに板に出ていた価格で注文を行った人です。

指値注文を出しても、すでに板にある価格で注文を出した場合はテイカーになります。板にない新しい価格を出すことがメイカーの条件です。つまり、成行注文を出した場合は必ずテイカーとなります。

マイナス手数料をもらえる条件

メイカーとは、板に並んでいない価格の注文を出す=流動性を提供することです。メイカーとして流動性を提供することがマイナス手数料をもらえる条件なのです。

このように、流動性を高くするために売買手数料を優遇している取引所もあります。流動性がそれだけ重要ということですね。積極的にマイナス手数料を貰っていきましょう。

おるか

聞き慣れない言葉がいろいろあって難しい…

ヨッメ

実際やってみるとすぐ分かるよ。習うより慣れろ!

セキュリティの固さ

ハッキングなどのサイバー攻撃による盗難リスクは、仮想通貨において大きな課題の1つ。ブロックチェーンは改ざんが難しく不正操作が困難な反面、取引所やウォレットのシステムはセキュリティの穴を狙われて資産流出する事件も起きています。

このリスクに対し、取引所のセキュリティレベルは軽視できないポイントです。セキュリティの高い取引所では、ユーザーの資産を保護するため様々な対策が施されています。

  • 二段階認証
  • マルチシグ
  • コールドウォレット

銀行や証券会社なら、万が一顧客に資産が返還できない状況になったとしても1000万円までは法律による救済があります。しかし、仮想通貨にはそれがありません。新しい分野で投資家保護の法整備も追いついていないのが現状です。

日本でも過去にコインチェック、Zaif、BITPOINTでそれぞれハッキングによる仮想通貨の流出事件が起きています。いずれもハッキング被害で失われた顧客資産は企業努力により補償されました。

しかし、資産が返ってこない最悪のケースも想定しておくべきです。セキュリティに強い取引所を選ぶだけでなく、自身でできるセキュリティ対策にも取り組む必要があります。

アプリが使いやすい

スマホが生活の一部となっている今、仮想通貨の売買もアプリを使う機会が多いです。場所を選ばず売買できますしパソコンを立ち上げる必要もありません。

スマホアプリは操作がかんたんで迷わず使えることが重要です。とはいえ、基本的なチャート確認や売買だけならどのアプリも大差ありません。

保有している仮想通貨や日本円の残高がひと目で分かるものがおすすめです。価格アラートもあると便利ですね。

これらの機能を備えたアプリだと、個人的にはGMOコインがおすすめです。価格アラートはないですが、今回ランキングに入っているビットバンクもよいでしょう。

アプリを使う際も、セキュリティ対策として二段階認証を忘れずに設定してください。

ビットコインが貰える

取引所によっては、タダでビットコインがもらえるお得なキャンペーンやサービスを実施しています。貰えるものは貰っていきましょう。

口座開設キャンペーン

口座開設で1,000円~3,000円分(キャンペーンによって異なる)のビットコインがもらえるキャンペーン。コインチェックやビットフライヤーがよく行っています。

友達紹介キャンペーン

友達招待で口座開設した場合に適用となるキャンペーン。紹介した人とされた人、どちらにも特典が付与される仕組みです。

ビットコインが貰えるサービス

ビットフライヤーのサービス。ビットフライヤーを経由してショッピングや旅行予約、各社サービスへの会員登録を行うことでビットコインがもらえます。他にもビットコインが貯まるbitFlyerクレカも扱っており、無料でもらえる手段が多いのがビットフライヤーの特長の1つです。

これらのキャンペーンやサービスは一例であり、時期によっては他のキャンペーンを実施している場合もあります。取引所の口座開設を後押しする要因になります。

ただ、取引所はできるだけ本質的な視点で選ぶことをおすすめします。仮想通貨の取引や管理が問題なくスムーズにできるかが重要です。キャンペーンしていたらラッキーくらいの方がいいですね。

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ビットコインを買うならここ!おすすめの取引所3選

ビットコインが買えるおすすめの取引所3選

1位:ビットフライヤー(bitFlyer)

bitFlyerロゴ
ビットフライヤー
合計得点17点
取引所(板取引)
取扱い通貨(取引所)6種類(BTC、ETH、XRP、BCH、XLM、MONA)
*BCHはBTCのみで取引可能
売買手数料(取引所)0.01%~0.15%
*直近30日の取引量で変化
取扱い通貨(販売所)22種類(BTC、ETH、XRP、ETC、LSK、XEM、LTC、BCH、MONA、XLM、BAT、DOT、XTZ、LINK、XYM、MATIC、MKR、ZPG、FLR、SHIB、PLT、SAND)
売買手数料(販売所)無料(スプレッドあり)
最低取引額取引所:0.001BTC(1BTC=600万円だと6,000円)
販売所:0.00000001BTC(1BTC=600万円だと0.06円)
入金方法銀行振込
コンビニ入金
クイック入金(ペイジー)
入金手数料銀行振込:振込手数料負担
コンビニ入金:330円
クイック入金:無料(住信SBIネット銀行)、330円(住信SBIネット銀行以外)
出金手数料三井住友銀行への出金:220円(3万円未満)、440円(3万円以上)
三井住友銀行以外への出金:550円(3万円未満)、770円(3万円以上)
送金手数料BTC:0.0004BTC
ETH:0.005ETH
XRP:無料
レバレッジ取引あり(2倍)
スマホアプリあり
2022年取引高(BTC)814,937BTC
ビットフライヤーの登録はこちら
招待コード入力で1,000円分のビットコインをプレゼント!
招待コード:np2i3y0x
参考:ビットフライヤーBitcoin日本語情報サイト

ビットフライヤーは日本でトップクラスの認知度を誇る取引所です。その実績は6年連続ビットコインの取引量No1。

ビットコインを売買する上でもっとも重視するべきは流動性だと考えます。流動性が低ければ買いたい時に買えず、売りたい時に売れない可能性があります。その点、国内屈指の取引ボリュームを誇るビットフライヤーであれば安心ですね。

また、ビットフライヤーは創業以来、一度もハッキング被害にあったことがなくセキュリティの高さにも定評があります。名だたる大手企業から出資を受けているという点も信頼性が高い理由です。

ビットフライヤーに出資している主な企業
  • 三菱 UFJ キャピタル
  • 三井住友海上キャピタル
  • リクルート
  • GMO
  • 電通デジタルホールディングス

ビットコインをもらえるサービスが豊富なのもビットフライヤーの特長です。具体的には、ビットフライヤーを経由してのショッピングや予約、会員登録でビットコインがもらえます。

ビットコインが貯まるbitFlyerクレカもあり、売買以外でビットコインを増やしたい人にもおすすめ。

ビットフライヤーのデメリットは取引所で売買できる仮想通貨が少ないことです。日本円の出金手数料が他と比べて高めというのもマイナスポイントかと。

ただ、今回に関してはビットコインの長期保有前提なので、大きな問題ではないと判断しました。ビットフライヤーは国内取引所でビットコインを売買する場合、最良の選択肢です。

2位 コインチェック(Coincheck)

Coincheckロゴ
コインチェック
合計得点18点
取引所(板取引)
取扱い通貨(取引所)8種類(BTC、ETC、MONA、DAI、PLT、LSK、FNCT、WBTC)
売買手数料(取引所)無料
※ETCとPLTはメイカー:0.05%、テイカー:0.1%
取扱い通貨(販売所)27種類(BTC、ETH、XRP、ETC、LSK、XEM、LTC、BCH、MONA、XLM、QTUM、BAT、IOST、ENJ、SAND、DOT、FNCT、CHZ、LINK、MKR、MATIC、APE、AXS、IMX、WBTC、SHIB、AVAX)
売買手数料(販売所)無料(スプレッドあり)
最低取引額取引所:0.005BTC、かつ500円以上(1BTC=600万円だと30,000円)
販売所:500円
入金方法銀行振込
コンビニ入金
クイック入金(ペイジー)
入金手数料銀行振込:振込手数料負担
コンビニ入金:770円(3万円未満)、1,018円(3万円以上30万円以下)
クイック入金:770円(3万円未満)、1,018円(3万円以上50万円未満)、入金額×0.11%+495円(50万円以上)
出金手数料407円
送金手数料BTC:0.004BTC(変動手数料制)
ETH:0.005ETH(変動手数料制)
XRP:0.15XRP
レバレッジ取引なし
スマホアプリあり
2022年取引高(BTC)838,859BTC
コインチェックの登録はこちら
参考:コインチェックBitcoin日本語情報サイト

コインチェックも規模としては日本トップクラスの取引所です。国内取引所のビットコインの流動性はコインチェックとビットフライヤーの2社でかなりの割合を占めます。

アプリダウンロード数国内No1でユーザー数の多さが伺えます。過去に仮想通貨NEMのハッキング流出事件がありましたが、ユーザー資産は補償されました。現在は東証プライム上場のマネックスグループ傘下となり、信頼性を取り戻しています。

Coincheck NFTやCoincheck IEO、Coincheckでんきなど、他の取引所にはないサービスを立ち上げていることも好材料でしょう。

Coincheck NFT

コインチェックが提供するNFTマーケットプレイスです。NFTとは、非代替性トークンを意味します。

デジタルアート、音楽、ゲーム内アイテムなど、今までただのデジタルデータだったものに所有権を持たせることができる仕組みです。ユーザーはこのプラットフォームでNFTを売買できます。

NFTマーケットプレイスは海外のものが主流です。一般的にまだとっつきにくいですが、Coincheck NFTは現状を変える可能性を秘めたサービスですね。

Coincheck IEO

コインチェックが提供する新しい暗号資産プロジェクトの初期取引所の提供(IEO)サービスです。IEOは新興プロジェクトの資金調達を目的とするもので、株式公開(IPO)の仮想通貨版にあたります。

コインチェックがプロジェクトを精査しユーザーとの橋渡しを行うことで、いち早く新しいトークン(仮想通貨)に投資できることが魅力です。毎回、トークン上場後は購入価格を上回る値上がりをしているのも見過ごせません。

Coincheckでんき、Coincheckガス

Coincheckでんきは、コインチェックが提供する電力料金プランです。支払いに応じてビットコインがもらえたり、ビットコインで電気料金を支払ったりできます。

Coincheckガスというガス料金プランもあります。

コインチェックを2位とした一番の理由は、最低取引額が0.005BTCだからです。2023年6月現在1BTC=370万円のため、0.005BTCは18,500円になります。結構高いですよね。

少額から買える仮想通貨の利点が損なわれています。ちなみに、ビットフライヤーの最低取引額はコインチェックの5分の1です。

また、コインチェックのアプリは使いやすいと他のブログ記事でよく紹介されていますが、個人的にはそう思いません。コインチェックのアプリでは「販売所」形式の売買しかできません。

「取引所」形式が使えない時点であまり利用することがなかったです。

3位 ビットバンク(bitbank)

bitbankロゴ
ビットバンク
合計得点20点
取引所(板取引)
取扱い通貨(取引所)32種類(BTC、ETH、XRP、LTC、BCC、MONA、XLM、QTUM、BAT、OMG、XYM、LINK、MKR、BOBA、ENJ、MATIC、DOT、DOGE、ASTR、ADA、AVAX、AXS、FLR、SAND、GALA、CHZ、APE、OAS、MANA、GRT、RNDR、BNB)
売買手数料(取引所)メイカー:-0.02%、テイカー:0.12%(一部銘柄を除く)
取扱い通貨(販売所)32種類(BTC、ETH、XRP、LTC、BCC、MONA、XLM、QTUM、BAT、OMG、XYM、LINK、MKR、BOBA、ENJ、MATIC、DOT、DOGE、ASTR、ADA、AVAX、AXS、FLR、SAND、GALA、CHZ、APE、OAS、MANA、GRT、RNDR、BNB)
売買手数料(販売所)無料(スプレッドあり)
最低取引額取引所:0.0001BTC(1BTC=600万円だと600円)
販売所:0.00000001BTC(1BTC=600万円だと0.06円)
入金方法銀行振込
入金手数料銀行振込:振込手数料負担
出金手数料550円(3万円未満)
770円(3万円以上)
送金手数料BTC:0.0006BTC
ETH:0.005ETH
XRP:0.1XRP
レバレッジ取引なし
スマホアプリあり
2022年取引高(BTC)164,053BTC
ビットバンクの登録はこちら
参考:ビットバンクBitcoin日本語情報サイト

ビットバンクは暗号資産取引量が国内No1と言われており、活発に売買が行われる人気の取引所です。ただし、ビットコイン単体でみるとビットフライヤーやコインチェックの流動性には及びません。

ビットフライヤーとコインチェックが初心者のシェアを多く獲得しているのに対し、ビットバンクは初心者から上級者まで幅広く利用されているイメージです。

セキュリティにおいても第三者機関から高く評価され、日本一に輝いています。これまでハッキング被害が一度もないことも高評価です。

ビットバンクは仮想通貨の取扱い銘柄がとても多い取引所です。しかも、そのほとんどは「取引所」形式で売買可能。国内で未上場の有望な仮想通貨がビットバンクで最初に上場されることも珍しくありません。

また、ビットコインの最低取引額は0.0001 BTCです。2023年6月現在だと370円。コインチェックの50分の1の金額からビットコインを買うことができます。

売買手数料もメイカーであればマイナス手数料を採用しています。取引所としての基本的なユーザビリティが高く、ユーザーフレンドリーな運営が人気につながっています。

今回は、ビットコインを長期保有する前提で評価しており、ビットバンクの特長を最大限評価できていません。アルトコインを取引するなら間違いなくおすすめ上位の取引所になります。

ビットバンクのデメリットは日本円の出金手数料と仮想通貨の送金手数料が高いことが挙げられます。

簡易比較表

スクロールできます
公式サイト取引所(板取引)取扱い通貨(取引所)売買手数料(取引所)取扱い通貨(販売所)売買手数料(販売所)最低取引額入金方法送金手数料レバレッジ取引スマホアプリ月間取引高(2023年5月)
bitFlyerロゴ
ビットフライヤー
登録はこちら5種類0.01%~0.15%、0.2%21種類無料(スプレッドあり)取引所:0.001BTC
販売所:0.00000001BTC
銀行振込
コンビニ入金
クイック入金(ペイジー)
BTC:0.0004BTC
ETH:0.005ETH
XRP:無料
◯(2倍)42,120BTC
Coincheckロゴ
コインチェック
登録はこちら7種類無料、0.05%、0.1%19種類無料(スプレッドあり)取引所:0.005BTC、かつ500円以上
販売所:約500円
銀行振込
コンビニ入金
クイック入金(ペイジー)
BTC:0.0005BTC
ETH:0.005ETH
XRP:0.15XRP
◯(2倍)39,399BTC
bitbankロゴ
ビットバンク
登録はこちら29種類-0.02%、0.12%29種類無料(スプレッドあり)取引所:0.0001BTC
販売所:0.00000001BTC
銀行振込BTC:0.0006BTC
ETH:0.005ETH
XRP:0.15XRP
×8,297BTC
参考:ビットフライヤーコインチェックビットバンクBitcoin日本語情報サイト
  • 詳細は各取引所に掲載した表をご覧ください。

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今回は重視しなかった取引所の比較ポイント

ビットコインを取引する人々

今回はビットコインを購入して長期保有するという前提でおすすめの取引所を決定しました。

購入する仮想通貨が違ったり投資戦略が違ったりすれば、選ぶ取引所も異なります。今回は重要視しませんでしたが、比較要素になるものをかんたんに紹介します。

ヨッメ

ビットコイン以外も売買したり送金したりするなら気になる項目だね

取扱い銘柄数

取引できる仮想通貨の種類です。今回はビットコインを購入する前提だったため除外しました。ビットコインはどこの取引所でも取り扱っているためです。

取扱い銘柄数をみる際に注意したいのが、「販売所」形式で取り扱っている銘柄数と「取引所」形式で取り扱っている銘柄数が違うことです。

先にお伝えしたとおり仮想通貨を安く売買するなら「販売所」形式は避けましょう。「取引所」形式で取り扱っている銘柄数を確認してください。

入金、出金手数料

銀行口座と同じように、取引所の口座に日本円を入金したり出金したりする際に手数料がかかります。無料の取引所もあります。また、取引所の指定する銀行口座をもっているかどうかで手数料が変わることも多いです。

今回は頻繁な売買は想定していないため、入金や出金を行うことも少ないと考え、比較要素から除外しました。入金や出金をこまめに行う想定なら重要視するべき項目でしょう。

送金手数料

仮想通貨を別の取引所やウォレットに送るときにかかる手数料です。仮想通貨の出金手数料と言い換えることもできます。

送金手数料も取引所によって異なりますが、仮想通貨の種類によっても大きく変わります。中でもリップル(XRP)は送金手数料が安く、送金用として使われることが多い仮想通貨です。リップルで送金できるなら手数料を安く抑えられます。

とはいえ、ビットコインやイーサリアムで送金したいケースもあります。別の取引所やウォレットに仮想通貨を送金する機会が多いなら、送金手数料を無料にしているGMOコインやBITPOINT、SBI VC Tradeを検討してもよいでしょう。

レンディングやステーキング対応

レンディングは仮想通貨を第三者に貸しつけて利息を得るサービス。ステーキングは仮想通貨を保有することでその通貨のブロックチェーンネットワークに参加し、その対価として報酬を得る仕組みです。

ビットコインでもレンディングは可能です。しかし、主要な取引所のレンディングは利率が1~2%と他の仮想通貨に比べ少ないのと、受付が停止されていることが多いです。また、ビットコインにはステーキングはありません。

仮想通貨を長期保有する上でレンディングやステーキングのインカムゲインは有効です。しかし、今回はビットコインかつ主要な国内取引所という前提のため、比較要素から除外しました。

レバレッジ取引

レバレッジ取引は、元手となる資金以上の取引ができる信用取引の一種です。高リターンを狙うことができますが、その分リスクも高くなります。

レバレッジ取引に対応しているかは取引所によって異なります。対応している場合、国内取引所なら最大2倍までのレバレッジをかけられます。

リスクを抑える方針のため、今回は比較要素から除外しました。

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取引所を選ぶときの注意点

ビットコインチャートを見る男性

仮想通貨はリスクのある資産です。損をする可能性もあります。取引所を選ぶにあたっての注意点を押さえて、できるだけリスクを軽減させてください。

複数の取引所に登録する

売買する仮想通貨や投資戦略によって最適な取引所は異なります。自分のスタイルに合わせた取引所を選ぶ必要がありますが、同時に複数の取引所に登録しておくことをおすすめします。

取引所に預ける資産を分散させることでリスクを軽減できるからです。1つの取引所しかアカウントを持っていないと、その取引所がトラブルに見舞われても対処できません。

複数の取引所に登録しておくことで素早く資産を移動できます。また、サービスの改善や改悪があった際に乗り換えることもかんたんです。

短期間で口座開設できる取引所が多いですが、それでも登録の手間や一定の審査時間はかかります。いざという時に備えて、今のうちから複数の取引所に登録しておきましょう。一気にやってしまった方が楽ですよ。

自分のウォレットを用意する

取引所は仮想通貨の売買やサービスの利便性にすぐれる一方で、資産の長期保有には必ずしも最適とは言えません。取引所はオンラインであり、常にハッキングリスクが存在します。

そのためビットコインを長期保有するなら自分だけのウォレットを用意してください。特にハードウェアウォレットが安全性の高い保管方法です。

自分のウォレットがあれば、取引所間の橋渡しやNFTの購入などにも便利です。取引所の登録と合わせて用意しておきましょう。

2段階認証を設定する

2段階認証(2FA)は、アカウントのセキュリティを強化する手段の1つです。ログイン時にパスワードだけでなくもう1つの認証を必要とすることで、パスワードだけではログインできない仕組みを作っています。

もう1つの認証とは、SMSやメールでのコード通知、二段階認証アプリによるコード通知のことです。

取引所にログインする際は、必ず2段階認証を設定することをおすすめします。悪意のある外部からの攻撃に対して、とても有効な対策です。

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よくある質問(Q&A)

仮想通貨の安い取引所はどこですか?

「取引所」形式(板取引)で買うことを前提とすれば、いずれの取引所も大きな差はありません。マイナス手数料を採用しているビットバンク、GMOコインが最も安いといえます。

ビットコインの最大取引所はどこですか?

国内ではビットフライヤーがビットコインの最大の取引所です。取引量も6年連続No1の実績があります。

仮想通貨全体でみるとビットバンクが取引ボリュームNo1です。

日本一の仮想通貨取引所はどこですか?

それぞれの取引所に優れたポイントがあり、一概に日本一を決めることは難しいです。取引ボリュームやユーザー数を重視するなら、コインチェック、ビットフライヤーが最王手になります。

ビットコインは最初いくらだった?

ビットコインに初めて価値がついたのが2009年ですが、その時1BTC=約0.07円と言われています。

2013年に12万円を記録し、2021年には歴代最高の777万円になりました。2023年6月時点で約370万円に落ち着いていますが、2024年のビットコイン半減期以降、また最高値を目指すと言われています。

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まとめ:ビットコインの売買は流動性が大事!

「ビットコインを長期保有するなら」という前提でおすすめの取引所をご紹介しました。結論としては流動性の高い取引所をおすすめします。

みなさんの考えはいかがでしょうか。

ここさえ登録しておけば大丈夫!という取引所は存在せず、仮想通貨の銘柄や投資のやり方によっておすすめは変わります。また、一つの取引所だけを使うのはリスクが大きいです。

複数の取引所を登録し、資産を分散させることでコストもリスクも軽減できます。使ってみたい取引所をいくつか検討してみてください。登録手続きは一気にやったほうが楽ですよ。

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この記事を書いた人

初心者でも仮想通貨で堅実に利益を得るための戦略を発信中。コンセプトは「家族にも自信を持っておすすめできる仮想通貨投資」
投資の利益実績:100万超
投資の運用実績:300万円以上
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