仮想通貨と切っても切り離せないもの。それが損益計算。
しかし、損益計算の厄介なところは時間も手間もかかることです。
損益計算しないと納税もできないんだよね?
うん、罰則で税金たんまり取られないためにもやっておこう!
この記事では、高コスパの損益計算ツール「ジータックス」について、特徴や登録手順、使い方まで徹底的に解説します。
ジータックスなら取引データをアップするだけで自動で損益計算できます。しかも、取引100件分まで無課金で使えるのも嬉しいところ。
ぜひ一緒に使ってみましょう。
- ジータックスの特徴や料金
- ジータックスが向いてる人と向いてない人
- ジータックスの登録方法
- ジータックスの使い方
下のボタンから詳細の説明まで飛べるよ
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ジータックスの特徴
ジータックスは実績ある国産ツールながらも低料金で使える人気のサービスです。
取引所のデータをアップロードするだけで過去の取引履歴から瞬時に損益計算を完了できます。見やすい画面設計や課金タイミングを最後に持ってくるなど、所々にユーザー重視の企業姿勢が伺えるのもポイント。
メリット(ここがすごい!)
ジータックスの特に優れたところは次のとおり。
- 損益計算が自動でできる
- 国産の損益計算ツールながら料金が安い(100件まで無料)
- 課金しなくてもお試しで使い倒せる(課金は最後)
損益計算が自動でできる
手間のかかる損益計算を自動でやってくれるのがジータックスの最大のメリット。取引所でダウンロードした取引データをジータックスにアップロードするだけです。
アップロード以外にも取引データを読み込ませる方法はあります。
- 取引所とAPI連携
- ウォレットアドレスの入力
- 手動で入力
自己管理している人は感動するレベルかもしれません。
仮想通貨は種類も多いから自己管理は本当に時間かかる…
国産の損益計算ツールながら料金が安い(100件まで無料)
ジータックスの比較対象として最有力は国内No.1利用者数のクリプタクトですが、クリプタクトと比べてジータックスの料金設定は安いと言えるでしょう。ジータックスとクリプタクトの料金設定についてはこちらをご覧ください。
また、ジータックスなら取引件数100件までは無料で使えます。(クリプタクトは50件まで)
一部機能制限はありますが、取引頻度の少ない方であれば無料プランで事足りる人も多いと思います。
課金しなくてもお試しで使い倒せる(課金は最後)
ジータックスで有料プランに切り替えるのは「損益結果を表示させる時」。いろいろと操作して一番最後のタイミングです。
これは地味に嬉しいポイントです。なぜなら、取引件数をオーバーしたり有料プランでしか対応できない取引を処理したりした時点で課金を求められるサービスがほとんどだからです。
- 問題なく処理できるか?
- 使い勝手はどうか?
すべて試した後で課金するかどうか選びたくありませんか?
この課金タイミングについては、ユーザーに寄り添った重要ポイントと言えます。
デメリット(ここはイマイチ!)
ジータックスが今ひとつと感じられるところは次のとおり。
- DeFi取引は入力補完が必須
- 取引所やブロックチェーンの対応数が今ひとつ
DeFi取引は入力補完が必須
ジータックスはDeFiでの取引についても損益計算できますが、取引の自動識別には対応していません。取引ごとに手動で取引種別を選択していく手間がかかります。
クリプタクトであればDeFi取引の自動識別に対応しています。ただし、精度は完璧ではなく何割かは手動調整が必要と考えておくのが無難ですね。
取引所やブロックチェーンの対応数が今ひとつ
取引所やブロックチェーンの対応数は順次拡充されていますが、他の損益計算ツールと比較すると物足りません。海外取引所やDeFiを幅広く触っている人には十分な機能を提供できない可能性があります。
ジータックスを検討する際は、事前にホームページで対応範囲を確認するとよいでしょう。
ヘビーユーザーじゃないと気にならないところかもね
ジータックスの料金設定
ジータックスの料金について解説します。あわせて、損益計算ツールの比較対象として最有力となるクリプタクトの料金も見ていきましょう。
ジータックスの料金表
プラン | フリー | ミニマム | ライト | ベーシック | プレミアム |
---|---|---|---|---|---|
料金(年額) | 無料 | 8,250円 | 16,500円 | 33,000円 | 55,000円 |
取引件数(年間) | 100件まで | 300件まで | 1,000件まで | 30,000件まで | 500,000件まで |
海外取引所 | × | × | ○ | ○ | ○ |
手動取込 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
DeFi対応 | × | × | ○ | ○ | ○ |
履歴一覧ダウンロード | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
【比較対象】クリプタクトの料金表
プラン | 無料 | お試し | ライト | スタンダード | アドバンス |
---|---|---|---|---|---|
料金(年額) | 無料 | 8,800円 | 19,800円 | 33,000円 | 55,000円 |
取引件数(年間) | 50件まで | 500件まで | 5,000件まで | 50,000件まで | 1,000,000件まで |
海外取引所 | × | × | ○ | ○ | ○ |
手動取込 | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
DeFi対応 | × | × | × | × | ○ |
履歴一覧ダウンロード | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
ジータックスの注目ポイント
ジータックスの最大の注目ポイントはやはりコスパの高さでしょう。
有料プランはジータックスの方がクリプタクトより安い料金設定になっています。無料プランが取引100件までというのも嬉しいところ。
特にDeFi対応は、クリプタクトだと「アドバンスプラン-55,000円」からですが、ジータックスは「ライトプラン-16,500円」から対応しています。4万円近くの差が出るのでDeFiユーザーは悩みどころですね。
ただし、取引所やブロックチェーンの対応範囲、DeFiの自動識別など、機能的にはクリプタクトに軍配が上がります。取引件数も考慮するとクリプタクトの方が安くなる場合もあるので注意してください。
安いけど使いやすいジータックス、高いけどより高機能なクリプタクトって感じだね
ジータックスを使うべき?
特長や料金設定から考えて、ジータックスの向き不向きを解説します。
おすすめな人
- 少しでも安く損益計算したい人
- 取引件数も少なくDeFiもあまり触っていない人
- 課金前にひと通りのサービスを使ってから判断したい人
これらに当てはまる人はジータックスがおすすめです。
安いは正義!みんなが仮想通貨で儲けられるわけじゃないしね…
おすすめではない人
- 時間をお金で買いたい人(コストより機能重視)
- 年間の取引件数がかなり多い人
- 情報量の豊富さを重視する人(国内利用者数No.1)
これらに当てはまる人はより高機能に使えるクリプタクトをおすすめします。
特に、大量のDeFi取引履歴がある場合、クリプタクトの自動識別機能を使って少しでも効率化したいはず。必要経費と割り切ってクリプタクトを検討しましょう。
ジータックスの登録方法
まず、ジータックスの公式サイトから「無料アカウント登録」を行います。
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メールアドレスとパスワードの登録
- ジータックスの公式サイトで「Gtaxを無料で試す」をクリック
- メールアドレスとパスワードを入力
- 「利用規約とプライバシーポリシーに同意する」にチェック
- 【Gtaxを無料で始める】をクリック
- 登録したメールアドレスへ「仮登録完了のお知らせ」が届く
- メール内のURLをクリック
- 会員登録完了の画面が開く
ログインしてジータックスを使ってみましょう。「ジータックスの使い方」へ進んでください。
ジータックスの使い方
ここからはジータックスの使い方と一連の流れを解説します。
取引所の選択
まずは利用している取引所を一覧から選択します。
- 左メニューの「データ取込」をクリック
- 【取引所を追加】をクリック
- 使っている取引所をクリックして選択
- 選択し終えたら、下の【登録する】をクリック
これで取引所の選択は完了です。新たに追加したい時はこの画面からいつでも追加できます。
取引履歴の反映
取引所の選択が完了したら、取引履歴を読み込ませていきます。
- 左メニューの「データ取込」をクリック
- 取引所ごとに該当する取引履歴をアップロード
データ取込のタブメニューは6項目あります。
- 取引所の取引履歴をアップロード
- ウォレットの取引履歴をアップロード
- ウォレットアドレスを入力 or 取引履歴をアップロード
- カスタムファイルで取引履歴をアップロード
- 不足している取引を表示
- アップロードした取引履歴の一覧
すべての取引履歴をアップロードしましょう。
不明な取引の解消
ジータックスで自動処理できなかった取引は「要処理」として表示されます。「要処理」が出た場合は手動で取引種別を割り振っていく必要があります。
- 取引履歴のアップロードが終わったら左メニューの「要処理」をクリック
- 手動対応が必要な取引の一覧が表示されるので1行ずつ取引に対応する処理を選択
※処理を選択するとその明細は消えます。「要処理」の取引が全てなくなるまで選択していきましょう。
要処理のタブメニューは「取引所取引」と「ブロックチェーン取引」の2種類があります。
- 取引所の取引
- DeFiでの取引
- 表示条件の絞り込み
「要処理」の取引がなくなったら、損益結果の確認に進みましょう。
損益結果の確認
すべての取引を反映後、該当する年度の損益計算を確定します。
- 画面上部の年度横に表示されている【未確定】をクリック
- アップロードした取引が無料プランでの対応範囲を超えた場合、プランのアップグレードについての案内が表示される
- 【こちら】をクリック
※無料プランのままで対応可能な場合はアップグレード案内は出ず、損益計算が確定できます。
- ジータックスのプラン一覧が表示され、アップグレードが必要なプランが自動で選択される。
- 【お支払いへ】をクリック
- クレジットカード情報「カード番号」「有効期限」「セキュリティ番号」を入力
- 画面下の方へ進む
- 【お支払い処理へ】をクリック
- プランのアップグレードが完了したら、再び計算結果を確定する
- 「~年度の計算結果を確定する」をクリック
- 左メニューの「ポートフォリオ」をクリック
- 「損益・残高サマリー」に損益結果が表示される
この「実現損益」に表示された金額が確定申告に用いる損益額ですね。
以上が、ジータックスの使い方の一連の流れです。
よくある質問(Q&A)
まとめ
仮想通貨に投資する以上、損益計算をセットでやる必要があります。でも、これが結構大変…
損益計算は手早く終わらせたい、でもお金はあまりかけたくない…
こんな人にこそ、ジータックスがおすすめです。
無料でも100件までは利用可能、かつ段階的に上がっていく料金設定なので、ヘビーユーザーでなければ高いプランになることはありません。
損益計算を自力でやるメリットはお金がかからないことですが、計算ミスや漏れなどのリスクを常にはらんでいます。多少の料金がかかってもスパッと終わらせた方が結果的にコスパいいですよね。
ジータックスでも、取引履歴をアップするのは手動です。(一部API連携で自動化もできますが)
過去の取引になればなるほど見落とす傾向にあるため、思い出すのに時間を食ってしまうことが本当によくあります。やってみようと思った今のタイミングでぜひ始めてみてください。
課金する前でも、ほとんどの機能を使うことができますよ。
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